要件定義支援ツール「要件のツボ」チュートリアル

5.導出入力

チュートリアル5では、画面・帳票の登録を例に、導出入力の操作手順を説明します。導出入力とは、既に入力済みの既存のモデル情報を基に別のモデル要素の情報を入力する方法です。チュートリアル4で見た単独入力を使用するもの以外の7つのモデル要素(要求、利用シーン、ユースケース、画面・帳票、イベント、イベントデータ、機能)は全て導出入力形式で入力します。

チュートリアル5を実行することにより、導出入力によるモデル要素の登録ができるようになります。

1. [画面・帳票] ボックスの選択

図5-1

要件一覧ペインで [画面・帳票] ボックスの見出しをクリックして展開された状態にします。

初期状態で用意されるデフォルトカテゴリのツリーが空の状態で表示されます。

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2. 登録フォームの呼び出し

図5-2

[定義順序/このモデルでの定義内容] ペインに表示される [画面・帳票 登録] ボタンをクリックして登録フォームを呼び出します。

 

 

画面・帳票の登録フォームが開き、導出元となるアクターに関連づける形で、先に登録した2つのアクター要素が2行表示されます。

 

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3. 既存要素に関連する要素の入力

図5-4

 

アクター「一般ユーザー」の右に並ぶ名前([画面・帳票]) 列に画面検索・帳票の名前を入力し、その隣の説明(画面・帳票の場合は [役割/概要/内容] 列)にその説明を入力します。これで、アクター「一般ユーザー」に結びついた画面・帳票を定義したことになります。アクター「管理者ユーザー」についても同様の手順で画面・帳票を定義します。画面の例では、それぞれ次のように入力しています。

 

一般ユーザー

検索画面

公開情報を検索する

管理者ユーザー

管理画面

システムを管理する

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4. 導出入力における要素の追加

図5-5

 

同じ導出元(ここではアクター)に対して2つ以上の要素を関連付けて追加する場合(アクターから見て1対多)は、対象となる導出元の右横に表示される [+] ボタンをクリックして関連する空行を追加します。あるいは、要素の名前の入力ボックス(この場合は [画面・帳票] 列の入力ボックス)にカーソルが表示されている状態で Enter キーを押しても同様に追加できます。こうして追加した入力行に、登録するモデル要素の情報を入力します。

画面の例では、アクター「一般ユーザー」に対して画面帳票を追加し、次のように入力しています。

 

一般ユーザー

データ表示画面

個々のデータを表示する

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5. 共有:複数の導出元との関連づけ

登録しようとしているモデル要素(ここでは「画面・帳票」)に、複数の導出元が関連づくことがよくあります。この例では、アクターから見て多対一の関係ということになります。このような場合は、導出元を「共有」することで入力の手間を省くことができます。

図5-6

 

複数の登録対象モデル要素(ここでは画面・帳票)から共有したい導出元の [+] ボタンをクリックして空の行を追加してから、行の右端にある [共有] ボタンをクリックします。

ドロップダウンメニューに、入力済みの登録対象モデル要素の一覧が表示されるので、共有したいモデル要素をクリックします。選択した要素の入力ボックスの背景色が変わり、どの導出元と共有したのかが示されます。

 

図5-7

 

なお、一度設定した共有を取りやめる場合は、[共有] ボタンをクリックして、ドロップダウンメニューの [クリア] をクリックします。

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6. 保存

図5-8

登録する要素すべての入力が終わったら、画面右下の [保存] ボタンをクリックして、入力したモデル要素をデータベースに保存します。

 

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7. 登録内容の確認

図5-9

要件登録画面に戻ったら、要件一覧ペインの [再読込] ボタンをクリックして、データベースから最新の情報を取得して画面に反映します。前の手順で登録した画面・帳票が一覧のツリーに表示されます。

他の導出入力型のモデル要素についても同様の手順で登録できます。

 

要件のツボで登録するモデル要素の種類については、操作説明書【要件のツボの基礎知識】を参照してください。

導出入力の手順の詳細については、操作説明書【導出入力による登録】を参照してください。

次のチュートリアルでは、一部のモデル要素に含めることができる項目の追加手順を見ていきましょう。

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